オタマジャクシを田んぼビオトープで育ててみよう
公開日:
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最終更新日:2017/10/18
オタマジャクシ
オタマジャクシって可愛いですよね~。
あのフヨフヨする姿は、すごく大好きなんですよね。
暖かい時期に、田んぼや池などでオタマジャクシを持って帰ってくると水槽や、バケツなど、発泡スチロールなどでオタマジャクシを飼うことになりますよね。
でも、田んぼのようなビオトープを作って育てるというのもいいものですよ。
自然の空間を身近に再現すると、近くに自然があるような世界を作ることができるんです。
本当に楽しいですよ~
今回は、そんな田んぼビオトープでのオタマジャクシの育て方を紹介しますね。
目次
オタマジャクシを育てようと思ったのは何故?
何故オタマジャクシを飼おうと思うのでしょうね。
あの可愛い姿になんだかほっとする安らぎと癒しを感じるのでしょうか。
日本の田んぼに住むオタマジャクシたち。
なんとも癒されますよね。
場合によっては、突然子供が持って帰ってきて飼育することになった人もいるとは思いますが。
オタマジャクシって季節限定の生き物なので、はかなさも兼ね備えているなって感じることもあるんです。
だからこそ、カエルに育てて無事に冬眠や春の産卵までさせて元いた田んぼに返してあげたいですよね。
なので、飼うことになったのなら、責任を持って飼わなければいけませんよね。
それに身近にオタマジャクシがいると、嬉しいものですし。
でも、カエルになると困ることも多いんですよ。
逃げたり、☆になったり。
オタマジャクシを育てたいけどカエルになったら困るなあという人は下記の場所も
参考にしてみてくださいね。
オタマジャクシを育てて困る場合はこちら
オタマジャクシが住める田んぼビオトープとは?
オタマジャクシっていつもは田んぼに住んでいるのですが、田んぼのような環境にすればオタマジャクシは住むことができます。
基本的に生命力が物凄く強いので、水温の高さにも耐えれることも多いのですよ。
実際にどんな田んぼビオトープにすればよいのでしょうか?
田んぼビオトープの作り方は、色々なパターンが考えられるんです。
では少し見ていきましょうね!
広めの田んぼビオトープ
一つ目は、広い空間の田んぼスペースを作る場合になるのですが、その場合には、下の2つのパターンがお勧めですよ。
プラ船というプラスチックの船のような形の容器があるのですが、それを使うか、もしくは防水シートを木枠に被せて飼育空間を作るかです。
コンパクトな田んぼビオトープ
もう一つのパターンとしては、ポリバケツや、発泡スチロールなどに田んぼビオトープを作るという方法
です。
コンパクトに田んぼビオトープを演出で来て、オタマジャクシを飼育することができるので、これも是非お勧めしたいです。
田んぼビオトープの作り方はこちら
オタマジャクシが住める環境の条件を押さえておく
オタマジャクシは生命力が強いのですが、オタマジャクシが無事にカエルになるまでには、条件を守って飼育した方が良いんですよ。
その条件とは、オタマジャクシが快適に住める場所を作るということなんです。
日影に設置する
オタマジャクシは、太陽の日差しには強いのですが、さすがに直射日光が長時間当たるような場所ですと、ビオトープの中の水もお湯のようになってしまい、☆になってしまいます。そのために、ビオトープの空間の半分以上は日陰にしておくと良いです。
日影の割合はもちろん好みや設置条件で変わってきますので、できるだけ日影になるような場所がお勧めです。
でも、それなりに日の光も入る場所の方が良いですよ。
オタマジャクシって暖かいのが好きなようで、浅い場所に出てきて日光浴もしますので。
土と稲を入れておく
土を敷いて、稲を植えると田んぼになります。
稲は、胚芽米を買ってきて、更にティッシュペーパーを濡らした場所に入れておくと芽が出てきますので、それをいったん土で5㎝以上育ててから、ビオトープに入れると、田んぼになりますよ。
エサをあげる
オタマジャクシは、メダカのエサや、米粒なども食べます。なので、2,3日に一回程度エサをあげるといいですよ。
でも、いつも藻なども食べているので神経質になってエサをあげる必要はありません。
鳥に食べられないように網を張る
鳥は確実にオタマジャクシやカエルを狙いに来ます。
なので、突然食べられていなくなるという事が起きやすいですよ。
事前に網を張って、オタマジャクシやカエルを、鳥から守りましょうね。
網を張っていないと、突然いなくなるということも考えられますので。
ビオトープに網を張る場合はこちら
オタマジャクシと共生させる生き物を選ぶ
オタマジャクシは、他の生き物に食べられやすいです。なので、基本的には、メダカやタニシなど無難な生き物と一緒に飼うようにしましょうね。もうちょっと詳しく観たい人は下記を見てくださいね。
ビオトープで飼育したいおすすめの生き物はこちら
オタマジャクシがカエルになった後のことも考えておく
カエルになるのは確実です。なので、オタマジャクシがカエルになっても生きていけるような環境を作ってあげるべきです。
カエルが住める環境は、土や、植物や、水辺や、隠れる場所など、また、網で保護すると、鳥から食べられるのを防げます。
カエルが環境になじむと、ゲコゲコと啼き出してくれるようになりますよ。
鳴きだすとうるさいと困る人は下記の内容を参照して見てくださいね。
オタマジャクシを持って帰ってきたらカエルになるので育てるのに困る?
まとめ
いかがでしたか?
オタマジャクシを飼うにも、無事にカエルになってほしいですよね。なので、飼育条件を押さえておけば無事にカエルになってくれるはずです。
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