ビオトープを庭やベランダに作ってみて思う良い点と困る問題点について
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最終更新日:2017/10/19
ビオトープ
ビオトープって良いものですよ。
私はビオトープを作り始めて結構経ちます。
ビオトープをベランダに作ると、自然が近くあることになり、すぐに自然のある場所へ行けるような感じになりますよ。
鳥が飛んできたり、トンボや蝶なども飛んできますし。
五感で感じれる良いことがたくさんあります。
今回は、そんなビオトープの魅力について書きますね。
目次
ビオトープを作ってみて思う良い点
まずは、ビオトープを作った場合の良い点についてお話しますね。
ビオトープを作ると良いことの度合いが多いので絶対にお勧めです!
ビオトープで癒される
まあこれは、良い点です。「ビオトープ=癒し」のイメージってありませんか?
結局のところ、これは事実ですよ。本当に癒されます。
都会の喧騒って嫌ですよね。
でも、ビオトープを見ると、なんだかホッとするんですよ。
何て言うんでしょうね、田舎に帰ってきた安らぎとでもいうのでしょうか。
仕事とかで、細かいことや難しいこと、面倒なこととかありますよね。
面倒だな~大変だな~なんて思った時には、ビオトープを観るんですよ。
そうすると、カエルや、タニシやメダカやカメなんかと、目が合うと、ニッコリと笑顔が戻るんですよね。
なんだか自然って雄大だな~って、人間があくせくしてても、自然の生き物は、悠々と日々を生きているんだなって思うんです。
まあ、そんな大それたことではないんですが、でも、ビオトープを作ると、自然環境を身近に感じれるんですよ。
例えば、花の咲く様子であったり、鳥が飛んできて鳴く様子など。他には、メダカが水面を泳ぐ様子なんかもいいものですよ。
あとは、オタマジャクシが泳ぐ様子、カエルがピョコンと跳んでくる様子など。良いことづくめです。
でも、それを維持するのはそこそこ大変ですがね。でも、それ以上に得るものも大きいと感じるのです。
ビオトープで近くに自然があるのが良い
家の庭や、ベランダなどでビオトープを作ると、自然が近くにあって、すごくいい気分になれますよ。
私の場合は、ベランダでビオトープを作っているのですが、都会の喧騒から、一瞬で、自然の中に来たような不思議な気分を味わえるんですよ。そういう面は、とても良いです。素晴らしい点です。
山の自然と同じように、小さなビオトープという狭い空間ではありますが、そこには、ちゃんとした自然環境が厳然とある事実に驚かされるばかりですよ。
ビオトープを作ると土いじりができる
ビオトープを作ると、ビオトープの周りに植物を植えたくなるので、野菜や、花など、家庭菜園が好きになりますよ。
ちょっと年寄りじみてますが、でも、とても良いことです。
そして、土いじりするということも、なかなかなかったのですが、結構いいものですよ。
そんなにお金もかかりませんし。
なんだか、小さいときに土いじりしていたのを思い出します。
ビオトープを作ると早起きになる
ビオトープを作ると、早起きになると思います。
水やりや、花が枯れていないかなど、結構気になるので、休みの日は、私は朝6時くらいには目が覚めます。
仕事の時はもっと遅いんですが・・。
好きなことがあると、人間は早起きになるのかも知れません。
早起きになると、色々休みの日にできますから、充実した毎日になりますよ。
ビオトープを作ると自然や生き物を大切にする
ビオトープを作ってからは、以前にも増して、自然を大切にしようという気持ちが芽生えました。
世の中って人間中心に考えてしまいますが・・。
飼育する生き物以外にも、鳥が飛んで来たら水を飲みに来たんだなと。
追い払わずに、静かに水の飲む姿を観て、「のどが渇いているんだな、ビオトープを作って良かった」と思ったり。
「またいつでも水を飲みに来るんだよ」と思えたりもできるんです。
生き物の住む場所は減少しているというのはよくテレビで観ます。
人間のした行動により、色々な生き物が住む場所を無くしたりしているんですよね。
どこかの開発工事などで、湿地帯が無くなったり、道路ができて、それまであった田んぼが無くなったり。
開発されると当然生き物は住む場所から避難せざるを得なくなりますよね。
地球の温暖化や、水の汚染など。でも私たちにも身近でもできることってあるのではないかと考えたり。
ポイ捨てなんかもそうです。
ゴミを水路に捨てていたりを見かけますが、ゴミから汚染物質が出ると生き物が死んでしまいます。
そういった何気ないけどすごく大切なことを改めて考え直すこともできるんですよ。
そうなると、街中に転がっているゴミをちょっと拾って捨てたりする行動ができるようになるんです。
ビオトープを作ってみて思う困る問題点
ビオトープを作ると、良い点ばかりではないです。困る問題点もあるんで、それについてもお話しします。
ビオトープを作ると水やりをする必要がある
これが一番の問題点かも知れません・・。
水やりは、夏場などは特に必要になりますよ。3日に1回は確実に、ビオトープに給水したり、植物に水を上げたりする必要がありますよ。特に植物は、3日に1回では少ないくらいで、毎朝水やりをすべきかも知れません。
なので、こういった作業が発生するのは仕方ありません。
でも、得るものが大きいんで、私の場合は苦にはなりませんが。
でも、面倒だ!っていう人も多いと思います。
植物や生き物が好きな人は水やりもできるんではないでしょうか。
鳥が寄って来て糞をする
ビオトープは都会のオアシスです。
なので、鳥たちが寄ってきて水を飲むんですが、鳥が糞をしたりします。
私は構わないのですが、家族などは嫌がるかも知れませんよね。
でも、鳥さんが、水浴びをする姿を見ると、作って良かったな~って私なんか思うんですけどね。
庭やベランダが汚れる
これは多少あると思います。
でも、土などで汚れても洗えば済みますが。
でも、ビオトープの水が腐ったり、腐臭がしたりは、多少はあるかも知れません。
植物を多く育てていると、水が腐りにくいです。栄養分を植物が吸収するためです。
しかし、時々は掃除が必要です。
カエルを飼うと鳴くので音が気になる
カエルをビオトープで飼育していると気になるのがカエルが鳴くのではないのか?ということです。
当然、カエルたちは鳴きだします。
これがなかなか急所にはなります。
でも、カエルの種類によっては鳴いても可能かなとは思います。
ちなみに、トノサマガエルは結構うるさいですが。
アマガエルやヌマガエルやツチガエルなどはそんなに音がしないのではないかなと思います。
鳴き声を聞いてから飼育してみるのもいいのかなと思います。
また、複数匹飼っていると、一斉に鳴きだすという特徴があります。
一斉に鳴くと結構な音になるので、その時に「こんな大音量では飼育は無理!」と思ったら、自然に返すしかありませんが。
ビオトープの維持管理をしなければいけない
ビオトープと言っても、やはり放置するわけにはいきません。
植物が茂りすぎたり、ビオトープの中の藻が増えて掃除したり、水が無くなったり、植物が枯れたり、カエルやメダカやカメにエサをあげたりと、色々と動かなくてはいけません。
それが、ビオトープを作るものの責任ではないかと思います。
大自然の中に、ビオトープの池を作る場合には、自然環境が勝手にできるのかも知れませんが、都会に作る場合は、こういった維持管理が必要になってきます。
カエルの屋外飼育のためのレイアウトとは?水辺・植物・土の配置を工夫
まとめ
いかがでしたか?
ビオトープ一つとっても、作ってみて思う良い点と困る問題点ってあるんですよね。そういった全てを受け入れることができれば、ビオトープを作っても維持管理出来ると思います。
また、作って行く中で、愛着もわきますし、生き物を思う気持ちであったり、飛んでくる鳥の種類が気になったりと、いろいろ得るものは多いですよ。是非、ビオトープを作ってみてはいかがでしょうか?
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