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トノサマガエルの冬眠明けの観察記録(5月)

公開日: : 最終更新日:2017/10/26 カエル

4月にトノサマガエルが見事に屋外での冬眠に成功して無事に目覚めました。

 

今回は、その後のトノサマガエルの5月の様子について書いていきますね。

 

5月の行動の特徴としては、昼間にはそんなに姿を見せず、夜になると動き回るという印象を受けました。

 

まさに4月に目覚めて、5月にいよいよ活動開始というところでしょうか。

 


 

 4月に冬眠から目覚め5月に活発に

 

2017年の4月にトノサマガエルが冬眠から目覚めました。

 

また、冬眠から目覚めたカエルは4月には4匹が確認されました。

 

5月になり、その状況は変化するのでしょうか。

 

また、求愛行動やエサの捕食はどのようなものなのでしょうか。

 

5月1日

 


 

夜中に二時にちょっとビオトープを観察したところ、1匹のトノサマガエルを確認しました。

 

肌寒い中、ウロウロと動いていました。

 

ミルワームをあげてみましたが、食べる場面は見れませんでした。

 

5月2日

 


 

夕方の暗くなってきたころに、一匹がゲコゲコと鳴き始めました。

 

植物ゾーンを見ると、3匹くらいゴソゴソと動いているような音がしました。

 

ミルワームをあげましたが、食べる場面は暗くて見れませんでした。

 

5月3日

 


 

夕方ごろ2匹がケロケロと鳴きました。

 

1匹にミルワームをあげましたが、無視してどこかに跳んでいきました。

 

5月4日

 


 

夕方にケロケロと4匹が鳴きました。

ミルワームをあげると1匹が食べるのを確認しました。

 

5月5日

 

夕方にケロケロと4匹くらい鳴きました。

 

5月6日

 


 

昼間に雨が降りそうでしたが、ケロケロと3匹が鳴きました。

 

また、夜の22時に頃から1時間程度ケロケロと鳴き続けました。

 

5月7日

 

朝の10時ごろに1匹がゲコゲコと30分程度鳴きました。

 

また、昼間にもゲコゲコと時折鳴き、夕方にもゲコゲコと時折鳴きました。

 

5月8日

 


 

朝から暖かい一日でした。

 

水をあげていると、15分程度ゲコゲコと鳴き始めました。

 

夜に観察していると、強い鳴き声で威嚇するように鳴きました。

 

威嚇する鳴き方の特徴としては、強くて大きな鳴き方で、間断なく鳴き続けるという印象でした。

 

また、時間をおいて、ゆっくりと間を置いてゲコゲコと鳴く時間帯がありました。求愛の鳴き方のようにも思えました。

 

5月9日

 


 

トノサマガエル3匹発見しました。

 

雨が降っており、カエルに近づくと、威嚇のように強くゲコゲコと鳴きました。

 

また、その後、間を置いてゲコゲコと求愛するようにゆっくり鳴く場面もありました。

 

5月10日

 

カエルがゲコゲコと3匹で大合唱しました。

 

近所迷惑にならないかと心配してしまうほどでした。

 

30分は大合唱が続きました。

 

5月13日

 


 

大雨が午前中で止みました。

 

カエルは昼間にケロケロと鳴く程度でした。

 

夕方になると気温が下がりましたが、夜に見ると、4匹のトノサマガエルと1匹のヌマガエルを発見しました。

 

5月14日

 


 

昼前に1匹がケロケロと鳴きました。

 

13時頃、5匹のトノサマガエルが、日当たりの良い場所で水苔から顔を出して日向ぼっこしていてびっくりしました。

 

30分後、その中の一匹は、ビオトープの水辺へ移動しました。

 


 

16時過ぎごろまで水苔から顔を出して日向ぼっこは続きました。

 

16時半ごろ、後尾している1組を発見しました。

 

このペアーは、若いオスとメスという印象でした。

 

ゲゲゲ、キュンキュン、ゲゲゲ、キュンキュンと、低音で、普段聴かない鳴き声をしていました。

 

その少し離れたところで、大きなオスガエルが、強めで鳴いていました。

 

5月17日

 


 

昼間にトノサマガエルが1匹水苔から顔を出していました。夕方になるまでじっとしていました。

 

5月18日

 


 

夜もカエルはおとなしく鳴きませんでした。

 

3匹いましたが、ミルワームをあげると、1匹が近づいてきて食べました。

 

また、水苔を見ると、3匹分の潜っていた跡がありました。

 

5月19日

 

この日もカエルがおとなしくしていました。

 

トノサマガエル5匹を確認しました。2匹は水槽におり、2匹は植物ゾーンおり、1匹がビオトープの中にいました。

 

5月20日

 

20度を超す暑さになりました。

 

空の水槽を放置していたら、そこに誤って入ったカエルが出れなくなったようで★になっていました。

 

非常に後悔しましたが、とにかく土に埋めてあげました。

 

横で大きなオスガエルが強めの声で威嚇して鳴いていました。まるで怒っているようなそんな鳴き方でした。

 

空の水槽は置いてはいけないと痛感し、即座に水を満タンに張りました。

 

昼間に5匹の姿を確認しました。水苔では3匹が顔を出して昼寝していました。

 

夜には、トノサマガエルが5匹ヌマガエルが1匹確認しました。

 

ミルワームをあげると近寄ってきて食べていました。

 

夜8時頃ゲコゲコと鳴いていました。

夜中2時ごろゲコゲコと鳴いていました。

 

5月21日

 

夜8時ごろウロウロとカエルが動き回っていました。

 

トノサマガエル7匹を確認しました。

 

5月23日

 

カエルの活動が活発で、水槽や、植物ゾーン、ビオトープや網の上など、色々な場所に移動していました。

 

トノサマガエル6匹とヌマガエル2匹確認しました。

 

5月27日

 

カラッと暑い1日でした。昼間には5匹が水苔より顔を出して昼寝をしていました。

 

しかし、夜は少し肌寒く一切鳴かず姿も現しませんでした。

 

5月28日

 

暑い日で湿度も高い一日でした。

 

カエルは時折ケロケロと言うだけでした。

 

6匹が水苔で昼寝していました。

 

5月29日

 

6匹が水苔で昼寝しており、内1匹がヌマガエルでした。

 

5月30日

 

6匹が水苔で昼寝していました。エサを貰いに近寄ってきました。

 

5月31日

 

ヌマガエル1匹が夕方に水苔から顔を出していました。

 

エサを貰いに3匹が近寄ってきました。

関連記事 トノサマガエルの冬眠明けの飼育記録(4月)

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

カエルって、昼寝するというのがびっくりさせられました。昼寝では日光浴を兼ねている印象を受けました。太陽の光の差す場所でいつも昼寝をしています。

 

また、空の水槽を置いていたら誤ってはまってしまい★になってしまいますので、飼育される方は、空の水槽は絶対に置かないようにしましょう。

 

トノサマガエルが減少している理由が、はまって出られないという現象に起因しているように思えます。飼育していて実際にそうでした。なので、空にする水槽を置く際には、足場を作って出れるようにしてあげるなどの処置も必ず必要だとわかりました。

 

昔の田んぼの水路は、コンクリートではなく、トノサマガエルが飛び越えていける土でできた水路の環境だったのですが、ツルツルのガラスやコンクリートでは飛び越えれないんですね。なので、カエルがはまってしまわない環境つくりが必要だと痛感しました。

 

求愛行動や、エサの捕食などもありましたが、暖かくなるにつれてだんだんと活発になっています。

 

6月の観察記録も書いていきます。

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